誰と一緒にすごすか、が人生でとても重要な話
おはようございます、ケイシーです。
12月20、21日で福島のエコビレッジ「ダーナビレッジ」から来られたみなさんと、古宇利島でご一緒した2日間。
あの時間は、今でも胸の奥がふわっと温かくなる“体験”として残っています。
先日、エコロジカルな暮らしを体験できるリトリート施設「ダーナビレッジ」さんの団体の皆さまが、古宇利島でリトリートを開催されました。
ありがたいご縁で、私もヨガ講師としてお招きいただき、2日間を通してクラスを担当させていただきました。
そこで改めて感じたのは、“場”は参加者のエネルギーで、いくらでも変わるということ。
今回集まった方々は、自然や内観、そしてエコな在り方に関心を持っている方ばかりで、日頃から自分
と対話している方が多い印象でした。
芯は強いのに、どこか柔らかい。
頑張って強くしているというより、静かに深く根を張っているような強さ。
だからこそ、新しい感覚を受け取ったり、何かを吸収したりすることにも長けていて、その空気感がクラス全体をやさしく深い場所へ運んでくれました。
そして印象的だったのが、最後の瞑想の時間。
ふっと意識がほどけて、まるで海の中にたゆたっているような、不思議な感覚になったんです。
「いま、私は呼吸している」ではなく、「呼吸されている」みたいな。
今回は、クリスタルボウル奏者の長谷川エレナ友美さんともご一緒でした。
音の響きが空間を満たしていく中で、細胞が震えるような瞑想。頭で理解するより先に、身体が“ふうー”とうなずくような時間でした。あの感覚は、今でも忘れられません。
これからの時代、何を大事にして生きていくか。
それはきっと、情報や正解だけでは決められないものだと思います。
私自身、このリトリートでいちばん感性が震えたのは、
感覚が近しい人と共にいることで、振動数(=心身のチューニング)がどこまでも上がっていくということでした。
無理に変わろうとしなくても、頑張って整えようとしなくても、
“同じ方向を向く人たち”の中にいるだけで、自然に思考は静かになって、感覚が澄んでいく。
それって、頑張るを手放した先にある最高にエコなことですよね。
また、こういう機会を増やしていきたい。
自然とつながり、自分に還り、そして共に響き合う時間を。
ご一緒した皆さま、そしてダーナビレッジの皆さま、本当にありがとうございました。
この余韻ごと、大切に抱きしめながら、また日常へ。